ミレニアムリテイリンググループ発足
2003年に、(株)十合、(株)そごう、(株)西武百貨店は、新たな百貨店グループとして「ミレニアムリテイリンググループ」を発足しました。
2007年には、大丸と松坂屋ホールディングスが統合で「J.フロントリテイリング」となり、続いて阪急百貨店と阪神百貨店が「H2Oリテイリング」となるなど、デパートの再編が相次ぎましたね。さらに2008年には、三越と伊勢丹が統合してメガ百貨店が誕生しました。
デパート業界の売上は年々減少しているということで、これも時代の流れでしょうか。
思えば、大型家電量販店、有名ブランド店、商業施設など、デパートのライバルは多そうです。ミレニアムリテイリンググループのライバルも、J.フロントリテイリングやH2Oリテイリングではないでしょう。
昔はお中元・お歳暮といえば、各デパートの特徴のある包装紙が定番でしたが、今ではYahoo!や楽天などのインターネットショッピングサイトに顧客が流れています。
なお、ミレニアムリテイリンググループは、2006年にセブン&アイの傘下に入りました。そのうち、どことどこが統合したのか思い出せなくなりそうです。
ミレニアムリテイリングの和田繁明社長
2007年の年末に、ミレニアムリテイリングの和田繁明社長とセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が記者会見を開きました。
セブン&アイ・ホールディングスは、「イトーヨーカ堂」や「セブン-イレブン」、外食産業の「デニーズ」などを傘下に持ち、一方のミレニアムリテイリングは「西武百貨店」と「そごう」の持ち株会社です。
ミレニアムリテイリングの和田繁明社長は、「フジテレビや阪神電鉄の買収騒動を見て、安定株主の必要性を痛感していた。候補として20社程度を検討したところ、当社の業務を深く理解してくれるセブン&アイが最適な相手だと考えた」とコメントしています。
M&Aなんてアメリカの話だとばかり思っていましたが、近年、日本でも自社株が投機対象になったりするので、買収されないためには、より力のある安定株主と組むというのは重要なことだと思います。
セブン&アイはこれで、「ジャスコ」などを運営するイオンを抜き、日本最大の流通グループとなります。
ミレニアムリテイリングの和田繁明社長の賢明なご判断です。